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 これらは、ルメリア大陸西方の研究書より一部抜粋して収録したものである。他の文献との内容の矛盾点、または重複した記述が見られる場合もあるが、原書の内容を尊重するため、あえてそのまま掲載する。



 西方は大きく4つの地域に分けられる。西方大陸の南・西部のほとんどを占める広大な平野部からなる「南・西部」、平野部中央に位置する荒野、大森林地帯である「中央部」、他の地域とを分かつようにつらなる大陸でも屈指の大山脈帯ラバースとそれに沿うようにある北辺大断層の北東部に広がる「北辺地域」、そして東に果てしなく広がる「ラグラエク砂漠」である。ここではこの地域区分をふまえながら解説を行う。 

西方ルメリア大陸図

┣━━1000レー━━┫

 

 ここでは西方の全体像について解説する。 

  

   

 この地域は、西方大陸の南・西部のほぼ大半を占める広大な平野からなっており、「ラバース大山脈」から流れ出す無数の河川よりできた平野は大きく4つの国に分けられる。

   

 西部地域の中で最も西に位置するこの国は「西方大陸」において最強の軍事力を持つ国家である。“合理的な戦略”“優れた統率力を持つ軍隊”(「皇機軍」と呼ばれている)そして、“超絶的な威力を誇る様々な兵器”によって、わずか数年のうちに周辺の国々を吸収・統合し現在の領土に至った。
 過去に幾度か、他の大国への侵略の兆しを見せたこともあったが皮肉にも、そのことが逆に他の大国同士の結び付きを強固にさせる結果になり、本格的な侵攻へは至らなかった。
また、帝国内部での権力争いが表面化したこともその原因の一つであろう。
 だが近年、帝国内部の長きに渡った権力争いも“先帝”の死去により即位した「女帝“ラミリア・エルヴス”」によって終止符が打たれ、完全なる統一に至ったようである。
 以来、“女帝”は沈黙を守り、現在では「皇機軍」とそれに対抗する「連合軍」の両勢力が拮抗。実質的な休戦状態にある。

   

 荒野、大森林を挟み“帝国”の反対側、“西部地域”の東端に位置する王国である。
この国は唯一“旧王朝時代”より続く王国であり、4つの国家の中で最も古い歴史を持つ。
 国土の約半分     40%以上を針葉樹からなる雄大な森林が覆っており、その気候は比較的寒冷なものである。だが、この国を他の諸国に知らしめている最も大きな理由は、その肥沃な大地でも古くから続く歴史でもない。
それは、国の領土内の各地に点在する、多数の遺跡群であろう。
 遺跡群の中には現在ではその用法どころか、「どのようにして造られたのか」すら解明されていない建造物も多数存在しており、過去、この地に現在とは比較すらできぬほど「高度な文明」が存在していたことは想像に難くない。
 ちなみに余談ではあるが「ラバース大山脈帯」の“ラバース”という呼び名は、この国の北方辺境域にある一部の氏族が使っていたものが広まったものであり、「神の爪痕」という意味があるらしい。

   

 「アラサラス王国」に隣接するのが、南東に位置する「ミールレイン諸国」である。
 国の東側を「ラグラエク砂漠」に、そして西側を内海によって遮られたこの地は、歴史的には重要な意味合いを持っておらず、先史文明の痕跡も全く見られることはない。また、その国土も決して肥沃とはいえず、様々な意味で「アエサラス王国」とは両極端な存在の国である。
 過去、この地に興った勢力は専ら、部族社会に支配された原始的な国家であり、内陸部に暮らす民族はその多くが遊牧を生業とした騎馬民族であった。
 帝国の侵攻を恐れた幾つかの有力部族同士が帝国への対抗手段として結束しあった事が、この国の始まりである。よって、この「ミールレイン」の国としての歴史は非常に薄いものである。
 そのため、現在でもその生活様式はほぼ変化しておらず、国民の大多数は草原を生活の場とした遊牧生活を送っている。

   

 この国は海路による「他大陸との交易」によって成り立っており、そのため“南部地域”において最も多くの民族が暮らす「他民族国家」である。
その成り立ちのせいであろうか、この国は「王による君主制度」ではなく、「選ばれた民衆による、合議制政治」が行われている。とはいえ、誰もが政治に参加できるわけではないようである。
 国の西沿岸部を“リアス式海岸”に、北端を山脈帯に(「ラバース大山脈帯」ではない)、そして東を内海に遮られたこの「クロツェア国」はその天然の要害によって、帝国の侵攻を退けた「唯一の」国であり、海軍の屈強さは西方一と謳われているほどである。
 現在では帝国との隣接点である西の岬に他大陸とを結ぶ陸路も兼ねた「巨大な水門」    “エージス海門”を築き、そこに設置されている十数門の砲台と警備隊によって帝国を絶えず牽制している状態にある。
 だが、元々が商人の集合国家であるこの国の民は戦乱を嫌うものが多く(武器商人達は別であろうが)、絶えず帝国の侵攻にさらされていたこの国を逃れ、他の諸国、他の大陸へと渡った者も少なくはないようだ。
 「冒険者」と呼ばれる旅人達にこの国の出身者が多いことも、これらの事柄が関連しているのかもしれない。

   

 大陸のほぼ中央に位置する“荒野”と“大森林”の地域である。
文献によると、遙か昔、    旧王朝時代よりも遙かな昔に「ルヴァリア」という名の王国の在った場所とされており、文献に書かれた史実によれば戦乱によって消滅したといわれている。

   

 通称“迷いの森”と呼ばれており、「一度通った道も翌日にはもう無い」といわれている。
 森の周囲、内部には常に霧が立ち込めており、その霧は森の中心部に近づくほど濃くなっていると噂されている。

   

 その隣にある「ルヴァリア荒野」は前述した戦乱の跡地であるといわれており、過去(数十年か数百年かはわからないが)その広さは現在の倍以上であったらしい。
 だが、現在ではその原因は不明であるが、そのやせ細った荒野の大半に徐々に緑が戻り始めている。これは地質学的にも有り得ることではなく、西方中の学者達の研究の的となっている。
 また、この荒野の岩肌は他の地に比べ、非常に赤みを帯びており、それらは戦乱によって亡くなった幾千、幾万の“ルヴァリア”の民の血を吸ったために赤く染まったのだともいわれている。

   

 現在も西方に残る、人跡未踏の秘境のひとつである。
この地域は大陸屈指の「ラバース大山脈」と「北辺大断層」によって完全に隔離されており、この大地へ到達することはまず不可能であろう。
 したがって、この土地を知るための手がかりとしては、唯一“神話”“伝承”を頼りにするほかなく、それによると、「神話時代、その地では“神々”による壮絶な戦乱があり、神の御手に持った剣による一振りが“神の爪痕”    北辺大断層となった」と伝えられているようである。
 無論、これらの神話を文字通り解釈するのは問題があるだろうが、多くの“神話”“伝承”に同様の一説が含まれている以上、古代の民達の目に、このように映る出来事があったことは間違いないだろう。
 また、「この戦乱によって、“神々”が世界より消滅した」または「この大地(北辺地域)に封じ込まれることになった」等の逸話も存在している。

   

 北辺地域沿岸の凍りついた海である。海をも凍らせることから、その寒さが想像を絶するものであることは間違いない。

   

 大山脈帯の南側に沿うように大陸の東に果てしなく広がる砂漠地帯である。
 その過酷な環境は人は言うには及ばず、この世界に存在する大半の生物たちの営みを許さず、限れた種類の生物だけがその地に生息しているだけである。
一説によると、数千年前は肥沃な大地であり、そこには非常に発達した高度な文明を持った旧王朝が存在したとされているが、現在までにそれらの情報を裏付ける確証は見つかっていない。
 だが近年冒険者達による幾度かの探索行によって、この地に先史文明の物と思われる遺跡が埋没してることが明らかにされ、それらが文献に残る“王朝”の物なのかが調査されている。

   

 ラバース大山脈に沿うように南東に走る巨大な断層である。その長さは1000レー程はあると言われており、なぜこのような巨大な断層ができたのか、現在ではそれを知るすべはない。

   

 謎の黒い霧に包まれた海域である。この霧はまったく光を通さず、はてしなく漆黒の闇が続いているため、迷い込んだ船舶が消息を絶つという例が数多い。
また、この海域の周辺に海の怪物がいるとされているため(近隣の人々にはリヴァイアスオーシャンと呼ばれている)、決してここに近づくことはないという。
 伝承によると、この黒霧の中は死者の世界に続いているとか、霧を抜けると伝説の大陸があるといった話もある。

   

 海賊ガルハトの征服する海域である。一説によると、この海賊は帝国の船しか襲わないといわれているが、その真意は定かではない。

 

 

 ここでは、西方において、重要な組織・団体について解説をする。 

  

 旧世界の科学の復興、皇珠の研究・開発を行っている組織である。皇珠に関するすべての技術を独占して運営しており、その支部は各国に存在している。
だが、その本部は極秘とされ、未だその所在は明らかではない。 

  

 三つの国をつなぐ交易、移動手段として存在する大陸横断鉄道を管理する組織であり、それぞれの国々の代表が統括している。 

  

 この世界には神は存在しないとされているが、この西方にはわずかながら神々を信仰する宗派が存在する。
以下には、その代表的な宗教について記しておく。

   
 法神シェイラトを信仰する宗教であり、もっとも多く分布しているものである。
その戒律は、神への誓いを破ってはならないこと、布教を怠らないことである。 

   
 慈愛の女神イスファルを信仰する宗教で、その女神の伝説は今も各地の遺跡などで見られるという。
その戒律は、純血であること、毎朝の祈りを欠かさないこと、刃のある武器を所持しないこと、無駄に殺生を行わないことである。

   
 邪竜神ラネラル・デルゴーンを信仰する宗教である。布教をいっさい行わず、その活動はまったくの秘密である。一説によると、異界に封印されているという邪神をこの世界に降臨させるべく活動しているという。
その方針、戒律についても謎である。

   
 混沌神ノルヴァールを崇拝する宗教である。彼らは混沌とした世界を望んでいるが、必ずしも悪というわけではなく、すべてが均衡した世界を望んでいるようである。
 争いの結果によって生まれる世界の均衡こそが、彼らの秩序なのである。
 混沌神を信仰する者が具体的にどれだけ存在するのか、また戒律などについてもまったくの皆無である。

  

 ひとくちに西方といっても、そこに暮らしている人々は、出身や肌の色、その他の身体的な特徴からさまざまな人種に分けられる。以下は、現在確認されている代表的な人種である。

   
 西方大陸のほぼ80%がこの種族である。
身長は平均165レンほどであり、肌・髪・瞳の色は様々なものである。

   
 エルヴァレール帝国のほとんどを占める民族である。
身長は平均して170レンほどであり、大半が金髪である。

   
 ルヴァリアの大森林の周辺で暮らす民族である。
その姿は小柄で1レーンほどである以外はルメアス民族とほとんど大差はない。 

   
 ミールレイン地方に多く見られる民族である。
この民族は遊牧を生業としている者がその大半を占めている。 

   
 ラバースの高地に暮らす、翼を持つ民族であるといわれている。ヴァルアという言葉には「残されし者」という意味があるという。
 この民族は、その翼を決して他人には見せようとしないので、それと見分けることは難しいであろう。

 

 

 西方の歴史は、遺跡の壁画等の記録を調べると紀元前数千年までさかのぼることができる。もっともこのころの記録が本当に正確であるか、また本当にこのころ書かれたものなのかどうかは定かではない。ここでは各地の遺跡で発見された古文書、各国に残る文献等から比較的共通する記述を選び出して紹介する。

皇歴紀元前4000年以前

 神々の暮らす今とはまったく違った世界、文明が栄えていたとされている。

皇歴紀元前3000年前後

 各神話によると、このころ、皇機に似た姿をした神々と竜に似た姿をした邪悪な神々による戦争があったとされている。
そのひと振りは大陸を消滅させるほどであったとされ、この戦争により一度、世界は消滅したとされている。この戦争は千年におよんだとされ、これをにより神々が滅んだとされている。この戦争を竜珠戦争と呼ぶ神話もある。
 また、この時に神の器と言われる皇機がわずかながら残ったとされており、皇機が登場する神話では、ほとんどすべてがこれが皇機の発祥とされている。
 このあと、人間たちはこれを神の使いと崇めたとされており、これが現在の宗派の発祥とされている。だか、心の汚れた異教徒の手によって皇機を奪われ、自らを神と名乗りこれを私利私欲のために使ったために、皇機がみずからの意志でこの世界より姿を消したとされている。一説によると、このころの皇機は神に等しい力を持ち、その寿命は天地に等しかったと言われている。

皇歴紀元前1000年前後

 この世界に魔導と呼ばれる文明が生まれる。魔導期と呼ばれている時代である。このころは現在と比較にならないほど文明があったとされている。
 西方大陸の西の海にあったとされる大陸には西方の魔女と呼ばれる者の納める魔導帝国ベイクニアがあり、その存在が世界に知れ渡るのはこのあたりからであったとされる。また、アエサラス王国はこの時代から存在していたのではないかといわれているが、確証はない。

皇歴紀元前500年ごろ

 皇機の黄金期である。まれに、このころの皇機が発掘される(もちろん、すでに死んでいる)が、現在の皇機と比べるとまったく理解不可能な構造や、精密な機体を持っていることがわかる。明らかに、この時代の文明が現在と比較にならないほど発達していたことが分かる。
 しかし、古代の皇機はこの時期を境にまったく姿を消してしまう。原因は不明であるが、この時期に起きた戦争と何らかの関わりがあるのではないかとされる。
 このころ、魔導帝国ベイクニアによる大陸制圧戦争が勃発したとされる。皇珠戦争と呼ばれるこの戦争により大陸は引き裂かれ、いくつもの大国が消滅したとされている。この時期より数百年の記録はまったく残されていないため、その後に何が起きたのかは定かではないが、このときを境に魔導が消失し文明も衰退していったとされている。

皇歴紀元0年ごろ

 現存する歴史の古い国家、および最近滅んだ国家のほとんどが、この時期に(旧王朝期と呼ばれる国家群)誕生している。
代表的なものとしてアエサラス王国、ラグラエク砂漠に存在したとされるメルバレン神聖王朝、リバイン帝国などが挙げられる。
 現在発見されるほとんどの遺跡はこのころのものが多く、一部例外を除けばすべての遺跡が、先に挙げた国のものか、正体不明の国家に関するものである。このころより、各国が、領土拡大を図って侵略を開始し数多くの国々が滅ぼされた。
 このころから信頼に値する資料が残りはじめている。歴が定まったのもこのころである。

皇歴紀元100年ごろ

 皇珠協会の名前が歴史に初めて登場する。現代の皇機は、このころより出現したものである。その姿が獣に近い姿であったことから獣機とも呼ばれている。このころ作られたものには、現存する機体もある。

皇歴紀元200年ごろ

 現ラグラエク砂漠のはるか東の方角にて巨大な光の柱が目撃される。文献によると、神の怒りにふれたため、どこかの国が滅ぼされたと言われているが、その真意は定かではない。

皇歴紀元300年ごろ

 ラグラエク砂漠が現在の姿となる。そこにあった旧王朝、帝国などは滅亡し、砂漠の底に埋まったとされる。現在においてもこの砂漠化の原因は解明されていない。

皇歴紀元400年ごろ

 皇珠協会の手により、旧時代の遺産である大陸横断鉄道の復活作業が開始される。同時に、周辺に宿場などの開発が進んでくる。 

皇歴紀元570〜615年ごろ

このころ統一国家クロツェアが誕生する。それにより東方との海路による交易が始まる。

皇歴紀元640年ごろ

 西方の図版が、ほぼ現在のものに固まる。このころより戦争が近代化され、皇機が使われるようになってくる。

皇歴紀元650〜730年ごろ

 大陸西部に、突如としてエルヴァレール帝国が興り、周辺への侵略を宣言する。合理的な戦略と、優秀な皇機軍団と強力な兵器を用いてわずか数年のうちに周辺の国々を吸収することにより現在の版図に勢力を拡大した。この帝国に対抗すべく周辺の強国が結束したため、エルヴァレールの侵攻は小康状態となった。

皇歴紀元755〜780年ごろ

 ラグラエク砂漠において数々の旧王朝期のものと思われる遺跡が数多く発見される。これにより砂漠には過去、国があったことが証明される。

皇歴紀元789〜810年ごろ

 各大国が旧王朝期の力を求めて大陸南東部に侵略を開始する。
これに対抗すべく遊牧民族によってミールレイン諸国が誕生する。

皇歴紀元830〜900年ごろ

  大陸内部において旧時代の遺産である大陸横断鉄道が完全なものとなる。これによって大陸内における交易が盛んになるとともに、冒険者や新天地を求める者たちが南部へと移住してくる。
これに伴いミスティックシャフト社が発足される。 

皇歴紀元947年ごろ

 西方の海域にて、帝国の戦艦や交易船が謎の怪物に襲われるという出来事が頻発する。その海域はリヴァイアスオーシャンと呼ばれるようになる。また、このころ南西の海を支配する海賊ガルハトが現れる。

皇歴紀元958年ごろ

 この時期まで続いてるエルヴァレール帝国との小競り合いは先代皇帝死去とともに女帝ラミリア・エルヴスの時代になって以来は沈黙を続けている。だが最近になって不穏な動きがあるとのうわさもある。

 
   
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